(4)為替も考えて販売価格を決める

(4)為替も考えて販売価格を決める

日本から日本へ販売するネットショップと異なり、海外へ販売するには常に為替を意識した

商品価格を設定する必要があります。

今、円高傾向ですので海外向けには追い風になっています。

国内向けのネットショップに比べて、海外向けの販売は、手間がかかります。

人件費が国内向けよりもかかるため、利益の出る販売価格の設定が必要です。

薄利多売が出来るような資金のあるショップならいいのですが、

まだまだ海外に売る企業は少なく、実際に販売している企業は中小企業や個人事業主も増えてきています。

しっかりと利益が残る販売価格設定が必要です。

為替で変わる利益

同じ100ドルで販売した場合、円高と円安時には利益が大きく異なります。

参考サイト:Yahoo!ファイナンス

■ 円高の場合

1ドル100円だったものが1ドル90円になるのが円高です。

100ドルで販売した場合、日本円で9,000円です。

■ 円安の場合

1ドル100円だったものが1ドル120円になるのが円安です。

100ドルで販売した場合、日本円で12,000円です。

同じ、100ドルで販売しても、

円高の場合は日本円で9,000円、円安の場合は日本円で12,000円です。

差額が、3,000円にもなりますので、為替のリスクも考えておきましょう。