タイのEC市場

タイ王国

Kingdom of Thailand

タイ王国(泰国)

Kingdom of Thailand

国旗

  • 首都 バンコク
  • 人口 6,617万人
  • 言語 タイ語
  • 通貨 バーツ

    1バーツ=3.91041円(2023/2/10)

タイは東南アジアの国です。バンコクのコミュニティやワットアルン、ワットポー、エメラルド寺院などの有名な寺院があり、隣り合わせになった近代的な都市空間と独特の雰囲気を作り出します。

タイのEC市場について

タイのEC市場は、急速に成長しており、2020年には約3,200億バーツ(約10,600億円)の規模に達しました。タイは、ASEAN地域においてEC市場の成長が最も著しい国の1つであり、急速に増える中間層や若年層の消費者層が市場の成長を後押ししています。

 

タイのEC市場は、主にファッション、コスメ、家電製品、食品配達などのセクターが主流で、Lazada、Shopee、JD Central、Central Onlineなどの大手EC企業が市場をリードしています。また、政府もEC市場の成長を支援するため、デジタルインフラの整備や、EC市場に関する法規制の整備などを進めています

ただし、タイはまだインターネット利用率が低く、物流の問題などが依然として存在しています。また、新型コロナウイルスの流行により、オフラインでの販売が減少し、EC市場の成長が加速する一方、消費者の購買力が低下したため、市場にも影響を与えています。

 

しかし、タイの中間層の拡大や、政府の支援により、今後もEC市場の成長が期待されています。特に、EC市場の成長に対して、中国のEC企業が積極的にタイ市場に参入しているため、市場競争が激化することが予想されます。

PICK UP

越境EC事業者&サービスを紹介
Shopify(ショッピファイ)

Shopifyは、初心者でも簡単にオンラインストアを構築することができます。多くの追加機能がありカスタマイズも可能なため、幅広いユーザー層に利用されています。

米国における小売市場規模

(2019~2021 年)

アメリカの小売市場売上規模

アメリカの小売市場前年同期比

※ 出所:Retail Indicators Branch, U.S. Census Bureau, February 18, 2022
※ 引用:経済産業省「令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」より

アメリカ EC市場規模

(2019~2021 年)

商材別 EC 市場規模

(2021 年)

※ 出所:出所:Retail Indicators Branch, U.S. Census Bureau, February 18, 2022 より
※ 引用:経済産業省「令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」より

商材
EC 市場規模 (億 USドル)
前年比
EC化率

衣類・雑貨

1,505

13.5%

11.9%

家具、建材、電子機器

1,505

1.1%

13.4%

 

車・車用品

650

30.8%

4.2%

その他

629

10.0%

2.8%

無店舗型販売

4,816

16.4%

65.5%

合計

8,708

14.2%

13.2%

泰国関連リンク

【タイ語】タイ王国商務省外国貿易局の公式ウェブサイトです。

【日本語】在東京タイ王国大使館公式ウェブサイトです。

【日本語】対泰国ビジネスの情報を掲載しているジェトロのページです。

通商白書2022のインド・東南アジア経済の動向

外務省のウェブサイト内、泰国に関する情報のページです。

【PDF】2018年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ)ニューヨーク事務所

アメリカEC事業者シェア

(2021 年)

代表的なEC支援事業者

アメリカのネットショップ構築、運営、マーケティング等のEC支援事業者の紹介

アマゾン

ECマーケットプレイス

イーベイ

オークション・ECサイト

アメリコマース

ショッピングカート

現在はAdobe Commerce

ECマーケットプレイス

タイSNSシェア

(2021年)

Facebookの月間利用人数は世界中で23億以上。2004年にリリースされたアメリカ発の実名登録の世界最大のSNSです。
Instagramは、米国で2010年にリリースされました。月間利用人数は世界中で10億以上で、画像・動画を共有できるSNSです。
Twitterは、米国で2006年にリリースされたテキストベースのSNSです。
TikTok(ティックトック)はByteDanceが運営する動画に特化したSNSです。2016年9月に中国でリリースされた抖音の国際版です。
Pinterest(ピンタレスト)は2010年にアメリカでリリースされたSNSです。現在はユーザーからの招待なしに登録することができますがもともとは招待制のSNSでした。
LinkedIn(リンクトイン)は、2007年にリリースされたビジネス向けSNSです。2022年登録メンバーは7億5千万人以上です。

泰国で人気のECサイト

(2021 年)

タイで人気のオンラインショップを紹介します。

セントラル

総合ストア

タイの有名百貨店のオンラインストアです。バンコクにタイ最大のショッピングモール、セントラルワールドを所有しています。

ショッピー

総合ストア

2015年に開設。シンガポールの会社が東南アジア各国に展開しているECサイトです。

スーパースポーツ

スポーツ & アウトドア

株式会社CRCスポーツが運営するオンラインストアです。純売上高は、ほぼ完全にタイで生み出されています。

ジンドン

総合ストア

2004年に設立。中国の会社が運営するECサイトです。2023年3月にタイから撤退する発表がありました。

関連記事

海外向けネットショップ・ネット通販関連の記事

タイで利用される物流会社

タイで利用されるネットショップの配送、物流会社、サービスの紹介