イギリスのEC市場

グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland

イギリス(英国)

 United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

国旗

  • 首都 ロンドン
  • 人口 約6,565万人
  • 言語 英語

    ウェールズ語、ゲール語等使用地域あり

  • 通貨 スターリング・ポンド

    1ポンド =161.458円(2022/12/21)

イギリスは、ヨーロッパ大陸北西岸にある、グレートブリテン島、アイルランド島北東部、その他の島々からなる国です。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという4つの国が一つの国家を形成しています。

 

英国は2016年6月23日の国民投票でのEU離脱選択から約3年半の歳月を経て、離脱協定に基づき2020年1月31日にEUを離脱しました。 英国は2020年末までの移行期間を経て、EUから完全なる離脱を果たしています。

イギリス小売市場規模

イギリスのEC市場は、EU市場に比べると小さいですが、依然として大きな市場であり、成長しています。2020年のEC市場規模は、約17億ポンド(約240億円)と推定されています。また、2020年には、EC市場規模が前年比で14.6%成長しています。

 

イギリスのEC市場においては、衣料品、コスメティック製品、食品、家電製品、書籍など、様々な商品が取引されています。また、EC市場に参入する企業の中には、海外から進出してきた企業もあります。

 

イギリスのEC市場において、Amazon、eBay、ASOSなどのEC企業が市場を牽引しています。
これらの企業は、多言語対応や迅速な配送サービスなど、顧客にとって魅力的なサービスを提供しています。

イギリスのEC市場においては、消費者保護についてのルールがEU市場とは異なります。例えば、イギリスの消費者保護法では、消費者が商品を購入する前に、必要な情報を提供することが義務付けられています。また、消費者が商品を返品する場合、販売業者は返品送料を負担する必要はありません。

 

イギリスのEC市場は、EUとは異なる法律や規制があるため、EC企業が市場進出する場合には、地域に合わせた戦略が必要となります。また、イギリスがEUから離脱したことにより、イギリスとEU間の取引に関する規制や手続きが変更される可能性があります。
イギリスとEUとの取引に関する規制が変更される可能性があるため、EC企業が市場進出する際には注意が必要となります。

PICK UP

越境EC事業者&サービスを紹介
Shopify(ショッピファイ)

Shopifyは、初心者でも簡単にオンラインストアを構築することができます。多くの追加機能がありカスタマイズも可能なため、幅広いユーザー層に利用されています。

英国における小売市場規模

(2005~2021 年)

イギリスの小売市場売上規模

EC市場規模

(2019~2021 年)

商材別 EC 市場規模

(2021 年)

※ 出所:出所:Retail Indicators Branch, U.S. Census Bureau, February 18, 2022 より
※ 引用:経済産業省「令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」より

商材
EC 市場規模 (億 USドル)
前年比
EC化率

衣類・雑貨

1,505

13.5%

11.9%

家具、建材、電子機器

1,505

1.1%

13.4%

 

車・車用品

650

30.8%

4.2%

その他

629

10.0%

2.8%

無店舗型販売

4,816

16.4%

65.5%

合計

8,708

14.2%

13.2%

英国関連リンク

【英語】イギリス政府公式ウェブサイトのイギリス国際貿易省ページです。

【日本語】イギリス政府公式ウェブサイトの在日英国大使館ページです。

【日本語】対英国ビジネスの情報を掲載しているジェトロのページです。

通商白書2022の欧州経済の動向

経済産業省による2021年度の電子商取引に関する市場調査ページ

【PDF】2018年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ)ニューヨーク事務所

アメリカEC事業者シェア

(2021 年)

代表的なEC支援事業者

アメリカのネットショップ構築、運営、マーケティング等のEC支援事業者の紹介

アマゾン

ECマーケットプレイス

イーベイ

オークション・ECサイト

アメリコマース

ショッピングカート

現在はAdobe Commerce

ECマーケットプレイス

イギリスのソーシャルメディアシェア

(2021年)

WhatsApp(ワッツアップ)は2009年にリリースされたSNSです。2014年にFacebookに買収され、2020年にはユーザー数が20億人を突破しました。
Facebookの月間利用人数は世界中で23億以上。2004年にリリースされたアメリカ発の実名登録の世界最大のSNSです。
Facebook Messengerは、メタ・プラットフォームズが提供するアメリカのインスタントメッセージサービスです。2008年にFacebook Chatとして開発されました。
Instagramは、米国で2010年にリリースされました。月間利用人数は世界中で10億以上で、画像・動画を共有できるSNSです。
Twitterは米国で2006年にリリースされました。テキストベースのSNSです。
iMessage(アイメッセージ)は、Appleが開発しているインスタントメッセージです。2011年に登場しテキスト、書類、写真、ビデオ、オーディオメッセージ、位置情報、ステッカーなどを送受信できます。
TikTok(ティックトック)はByteDanceが運営する動画に特化したSNSです。2016年9月に中国でリリースされた抖音の国際版です。
Snapchat(スナップチャット)は2011年にアメリカでリリースされたSNSです。2017年の時点で、アメリカ在住の12歳から17歳の80%が利用しています。
Pinterest(ピンタレスト)は2010年にアメリカでリリースされたSNSです。現在はユーザーからの招待なしに登録することができますがもともとは招待制のSNSでした。

英国で人気のECサイト

(2021 年)

イギリスで人気のオンラインショップを紹介します。

アマゾン

総合ストア

1995年に開設。オンライン収益は世界最大です。

テスコ

総合ストア

2000年に開設。純売上高はほぼ英国での売上です。

セインズベリーズ

食品・パーソナルケア

1995年に開設。主な純売上高は英国での売上です。

アルゴス

総合ストア

2010年に開設。純売上高はほぼ英国での売上です。

関連記事

イギリスで利用される物流会社

イギリスで利用されるネットショップの配送、物流会社、サービスの紹介